東大病院 看護師 倍率【2026年版】選考の実態と合格準備ガイド

東大病院 看護師 採用【2026年度版】応募方法・試験日程・書類準備を完全解説

 

 

この記事について

 

項目 内容
記事カテゴリ看護師採用情報/国立大学病院
対象読者東大病院への応募を検討している新卒・経験者の看護師・助産師
主な情報源2026年度東大病院看護職員募集要項東大病院看護部公式採用サイト
対象年度2026年度採用(2026年4月1日入職)
掲載図表数図1?11(採用概要・試験スケジュール・書類・勤務条件・教育制度)

 

この記事で分かること

  1. 2026年度の採用試験スケジュール全5回(試験日・エントリー期間・対象者の違い)と、自分が受験できる回の特定方法
  2. 応募から入職までの6ステップと、書類準備で見落としやすい3つの注意点(写真形式・成績証明書・直接持参不可)
  3. 常勤職員と常勤職員(任期付き)の違いと使い分け、任期付きから常勤を目指す2段階戦略
  4. 第1回試験合格に向けた5か月間の逆算スケジュール(10月?4月の行動リスト)
  5. クリニカルラダー・認定看護師資格支援・修学休職など入職後の教育・キャリア制度の全体像

 

重要なポイント

  1. 同一年度内の複数回受験は公式要項で明確に禁止。「今回落ちても次の回で受ければいい」という認識は誤り。どの回を受けるかを1回に絞って集中することが必須。
  2. 第4・5回(秋季)は経験者専用。新卒は受験不可。新卒・翌4月入職希望者は第1回(エントリー2/3?3/7)への集中が原則。
  3. 選考はすべて東大病院院内での対面実施。オンライン選考なし。地方在住者は交通・宿泊の手配を含めた準備が必要。
  4. 書類の不備(写真形式・成績証明書の開封・直接持参)で書類審査落ちが起きる。経歴の内容よりも「提出ルールを守れているか」が先に判定される。
  5. 出身校・出身大学に制限なし。専門学校卒・地方大学卒でも応募資格を満たしており、「受けても無駄」という思い込みは公式情報で否定される。

 

読者へのアドバイス

東大病院の採用試験は「情報を正確に把握しているか」が合否を大きく左右します。スケジュールの思い込み・書類ルールの見落とし・受験回の選択ミスという3つが、実力に関係なく不合格につながる主な原因です。
まず今日の日付と図2のスケジュールを照らし合わせ、「自分が受験できる回」を確定させることが最初の行動です。
不明点は遠慮せず03-5800-6520(平日8:30?17:00)または todainurse-inquiry@umin.ac.jp に直接確認してください。

 

 

「東大病院に応募したいけれど、スケジュールが複雑でよくわからない」「いつまでにどの書類を用意すればいいの?」エントリー期間は回ごとに異なり、同一年度に複数回受けることもできません。一度のタイミングミスが、その年度の挑戦を終わらせることになります。

 

このページでは2026年度採用(2026年4月入職)の試験日程・応募の流れ・書類準備・入職後の勤務条件を、公式情報をもとに整理します。

 

出典:東大病院看護部公式採用サイト2026年度公式募集要項をもとにしています。

 

 

【図1】採用概要

 

項目 内容
職種看護師・助産師
募集人数常勤職員 約130名・常勤職員(任期付き)約30名
採用日2026年4月1日
試用期間採用日から6ヵ月
応募資格看護師または助産師免許の取得(見込み)。出身校制限なし
就業場所東京都文京区本郷7-3-1(東大病院内)
選考方法書類審査・作文・個人面接(すべて院内対面
オンライン選考なし
合否通知合否はすべてWEB上で通知(パスワード必要)
問い合わせ03-5800-6520(平日8:30?17:00)/todainurse-inquiry@umin.ac.jp

 

▼ 課題

 

「東大病院の採用概要はなんとなく知っているが、細かい条件を確認していない」という状態で応募準備を進めている看護師がいます。特に「オンライン選考なし・すべて院内対面」という事実は、地方在住の受験者にとって日程・交通費・宿泊の手配が必要になるため、エントリー前に把握しておく必要があります。

 

また「出身校制限なし」という応募資格は、専門学校卒や地方大学出身の看護師が持ちやすい「受けても無駄では」という思い込みを否定する重要な情報です。公式情報を確認せずに諦めることが、最大の機会損失です。

 

▼ 行動提案

 

図1の採用概要をもとに、「自分がこの選考に参加できる状態にあるか」を今すぐ確認してください。応募資格(免許の取得見込み)・就業場所(東京都文京区)・選考形式(院内対面)の3点が自分の状況と合致していれば、応募を検討する条件が揃っています。

 

「出身校制限なし」の根拠となる公式情報の詳細は出身大学ページで確認できます。不明点は03-5800-6520(平日8:30?17:00)または todainurse-inquiry@umin.ac.jp に直接問い合わせることで解消できます。公式情報を自分で確認する習慣を今から始めることが、信頼性の高い判断につながります。

 

 

【図2】2026年度採用試験スケジュール

 

試験日 エントリー開始 エントリー締切 対象 ポイント
第1回(最優先)4月11?13日(金?日)(指定日)2/33/7 17時新卒・経験者採用枠最大・最優先
第2回5月9?10日(金?土)5/14/4 17時新卒・経験者第1回定員到達で未実施の場合あり(HP上で事前通知)
第3回6月6日(金)4/28?5/16 17時新卒・経験者?
第4回9月8/18?9/5 17時9/5 17時経験者のみ新卒受験不可
第5回11月10/20?11/7 17時11/7 17時経験者のみ新卒受験不可

 

重要:同一年度での複数回受験は不可。どの回を受けるかを1回に絞って準備を集中させてください。

 

▼ 課題

 

「第2回以降でも間に合う」「秋に新卒でも受けられる」という誤った認識が、準備の開始を遅らせるケースがあります。第2回は第1回で定員に達した場合に未実施になる可能性があり、秋季(第4・5回)は経験者専用で新卒は受験できません。同一年度内の複数回受験も公式要項で明確に禁止されています。

 

スケジュールを正確に理解していないことが、受験機会そのものを失う原因になります。「まだ時間がある」という感覚は、気づけばエントリー締切を過ぎているという事態につながりやすいため注意が必要です。

 

▼ 行動提案

 

今日の日付と図2のスケジュールを照らし合わせ、「自分が受験できる回はどれか」を今すぐ特定してください。新卒・翌4月入職なら第1回(エントリー2/3?3/7)一択です。経験者で春に転職希望なら第1回または第2回、秋以降なら第4・5回から選択します。

 

受験回が決まったらエントリー締切日をカレンダーまたはスマホのリマインダーに登録することが最初の行動です。選考内容(作文・面接)の詳細な対策は倍率・選考対策ページで確認できます。受験回を1つに絞ることで、準備のすべてをその締切日に向けて集中させることができます。

 

 

【図3】状況別・推奨受験回の早見表

 

あなたの状況 推奨受験回 エントリー期間 書類準備開始
新卒・翌4月入職希望第1回(4月)2/17?3/71月中旬
経験者・春に転職希望第1回または第2回2/17? または3/17?各エントリーの1ヵ月前
経験者・秋以降に転職希望第4回または第5回8/18?9/5 17時 または10/20?11/7 17時各エントリーの1ヵ月前
今年落ちた・来年再挑戦翌年度第1回翌年2/17?翌年1月中旬

 

▼ 課題

 

「自分はどの回を受ければいいのか」という問いに答えられないまま、情報収集だけが続いて準備が始まらない状態に陥る看護師がいます。新卒と経験者では受験できる回が異なり、希望する入職時期によっても最適な回が変わります。

 

特に「今年落ちた・来年再挑戦」という状況の人が見落としやすいのは、翌年度の第1回に向けた準備は「落ちた直後から始まる」という点です。1年間の準備期間を何もせずに過ごすか、弱点を補強して臨むかで、翌年の通過率は大きく変わります。

 

▼ 行動提案

 

図3の表を使って、自分の状況(新卒か経験者か・希望入職時期・今年落ちたか否か)を確認し、受験回を今すぐ1つに絞ってください。受験回が決まったら「書類準備開始」の列に書かれた時期をカレンダーに登録します。

 

今年落ちた方へ:翌年度第1回を目指すなら、今すぐ作文・面接の振り返りを行い、どこが弱かったかを言語化することが翌年の準備の起点になります。合否を分けるポイントの詳細は倍率・選考対策ページで確認できます。説明会・病棟見学への参加は秋(10?11月)が最適です。次の機会まで時間がある今こそ、志望動機を磨く期間として活用してください。

 

 

東大病院 看護師採用データ|倍率・受験者が失敗するパターン・準備期間の比較

 

調査概要

項目 内容
データ収集基準2026年度募集要項・過去の採用実績・複数口コミサイト横断情報
主要データソース2026年度東大病院看護職員募集要項東大病院看護部公式採用サイトメディコ
募集規模常勤職員 約130名・常勤職員(任期付き)約30名(2026年度)
受験できる対象看護師・助産師免許の取得(見込み)者。出身校制限なし
選考構成書類審査→採用試験(作文60分程度+個人面接)。すべて院内対面実施

 

比較データ表@|第1回?第5回 受験回別・難易度・対象者比較

出典:2026年度東大病院看護職員募集要項

 

受験回 試験日 対象 採用枠の特性 注意点 新卒の推奨度
第1回 4月11?13日 新卒・経験者 採用枠最大・最優先 エントリー2/3?3/7(17時) ◎ 最優先
第2回 5月9?10日 新卒・経験者 第1回定員到達で未実施の場合あり HP上で事前通知。エントリー5/1?4/4(17時) ○ 第1回補完
第3回 6月6日 新卒・経験者 枠は第1・2回より少ない可能性 エントリー4/28?5/16(17時) △ 残枠依存
第4回 9月(予定) 経験者のみ 中途採用専門枠 エントリー8/18?9/5(17時)。新卒受験不可 ? 新卒受験不可
第5回 11月(予定) 経験者のみ 中途採用専門枠 エントリー10/20?11/7(17時)。新卒受験不可 ? 新卒受験不可

※同一年度での複数回受験は不可(公式要項明記)。受験回は1回に絞って準備を集中させること。

 

比較データ表A|受験者が失敗するパターンと対策一覧

 

失敗パターン 発生しやすいタイミング 影響の深刻度 対策
写真形式の不備(スマホJPEG提出) 書類提出時 高(書類審査落ち) 写真館で撮影→スキャナーPDF化。エントリー2週間前までに準備完了
成績証明書の開封(厳封破損) 書類提出時 高(書類審査落ち) 厳封のまま郵送。学校への申請はエントリー開始3?4週前
直接持参での書類提出 書類提出時 高(受理されない) すべて郵送またはWEBアップロード。直接持参は不可
エントリー締切の見落とし エントリー期間中 高(その回受験不可) 締切日をスマホリマインダーに設定。第1回は3/7(17時)厳守
「複数回受験できる」という誤認 スケジュール確認不足 高(1年分の機会損失) 公式要項で「同一年度内複数回受験禁止」を確認。1回に絞って準備
作文・面接の準備開始が遅い エントリー直前 中(通過率低下) 試験日の5?6か月前(10?11月)から開始。月1?2回の作文練習・模擬面接
志望動機が抽象的(「東大病院だから」) 面接・作文 中(面接評価低下) 説明会・病棟見学への参加(10?11月)で具体的なエピソードを作る
オンライン選考と思い込む 受験準備段階 中(当日移動・宿泊が間に合わない) 選考はすべて東大病院院内対面。地方在住者は交通・宿泊を試験日1か月前に手配

 

比較データ表B|常勤職員 vs 常勤職員(任期付き)詳細比較

出典:2026年度東大病院看護職員募集要項

 

比較項目 常勤職員 常勤職員(任期付き) 差異の実質的な影響
雇用期間 定年まで 1年間(更新なし) 翌年の常勤試験に合格すれば継続。「1年で終わり」ではない
給与水準 常勤俸給表に基づく 常勤と同一 給与・賞与・寮費の差なし
教育体制 通常のラダー研修 常勤と同一 クリニカルラダー・プリセプター制度を同等に受けられる
有給休暇 年20日(初年度15日) 常勤と同一 有給消化・育児支援の利用条件に差なし
翌年度常勤試験 ? 受験可(11月頃) 東大病院の現場経験を積んだ上で常勤試験に臨めるため合格率が上がりやすい
募集人数 約130名 約30名 常勤合計160名規模の採用。任期付きは「通過しやすい別枠」ではなく同等の選考
向いている人 通常ルートで合格した人 「まず入職・翌年常勤」を目指す人 常勤と同等の処遇で1年間実績を積める。2段階戦略として有効

 

データの信頼性について


このページの採用スケジュール・募集人数・選考方法・提出書類・勤務条件はすべて
2026年度東大病院看護職員募集要項および
東大病院看護部公式採用サイトを一次情報源としています。
「受験者が失敗するパターン」は口コミサイト(メディコ等)の投稿傾向と公式要項の照合をもとにした分析であり、個別の経験談を事実として確認するものではありません。
スケジュール・提出方法・選考詳細は年度によって変更される場合があるため、最新情報は必ず公式採用サイトで確認してください。

 

 

【図4】応募から入職までのフロー

 

  1. 公式サイトでエントリー開始を確認する

    東大病院看護部採用情報ページをブックマークして定期確認。エントリー開始日をリマインダー設定しておくと安心。

  2. WEBエントリーフォームに入力する

    高校卒業以降のすべての学歴・職歴を入力。空白期間がある場合は説明できるよう準備。顔写真はスキャナーPDF形式のみ(スマホ撮影JPEG不可)。3ヵ月以内撮影のもの。

  3. 書類を準備して提出する

    成績証明書が厳封の場合は開封せず郵送。在校中の場合は学校への申請がエントリーの3?4週間前に必要。直接持参不可。

  4. 書類審査の結果を待つ

    通過の場合、試験日・集合場所が記載された受験票が郵送されます。期日までに届かない場合は看護部事務室へ連絡(03-5800-6520)。

  5. 採用試験(院内対面)を受験する

    東大病院院内会議室で作文・個人面接を実施。受験票に時間・集合場所が記載。

  6. 合否通知を受け取る

    合否はすべてWEB上で通知。確認にはパスワードが必要です。合否にかかわらずすべてWEB上で通知。

 

▼ 課題

 

「応募の流れはなんとなくわかっているが、細かい手順で引っかかる可能性がある」という状態のまま当日を迎えてしまう看護師がいます。特に「顔写真はスキャナーPDF形式のみ(スマホ撮影JPEG不可)」「成績証明書が厳封の場合は開封せず郵送」「直接持参不可」という3点は、知らないまま準備すると書類審査で落ちる原因になります。

 

また「合否通知はWEB上のパスワードが必要」という仕組みを事前に把握していないと、合否を確認できないという事態が起こりえます。フローの各ステップを事前に理解しておくことが、手続きミスを防ぐ唯一の方法です。

 

▼ 行動提案

 

図4の6ステップを印刷または手帳に書き出し、自分の受験回のエントリー締切日を起点に各ステップの実施日を逆算して記入してください。特にステップ2(顔写真の準備)とステップ3(成績証明書の申請)は時間がかかるため、エントリー開始の3?4週前から着手することが必要です。

 

ステップ5(採用試験)の作文・面接対策については倍率・選考対策ページで頻出テーマ・面接質問・合否を分けるポイントを確認できます。ステップ6(合否通知)のパスワード確認方法については、エントリー時に確認できる仕組みになっています。当日焦らないために、エントリー完了後すぐにパスワードの保管方法を決めておくことをお勧めします。

 

 

【図5】提出書類チェックリスト

 

書類 対象者 提出方法 準備の注意点 確認
WEBエントリーシート全員WEB入力全学歴・職歴を漏れなく記入
顔写真全員PDFアップロード3ヵ月以内撮影・スキャナーPDF
成績証明書全員厳封の場合は郵送・開封可はアップロード開封厳禁。学校申請は3?4週前に
卒業(見込)証明書在学中の新卒郵送またはアップロード学校への申請が必要
看護師免許証の写し有資格者(経験者)PDFアップロード鮮明に読み取れるスキャン

 

▼ 課題

 

書類審査は、経歴の内容よりも先に「提出ルールを守れているか」で通過が左右されます。どれだけ優れた経歴・看護観を持っていても、成績証明書の開封・写真形式の不備・直接持参という単純なミスで書類審査を通過できないケースが実際に起きています。

 

特に「写真はスキャナーPDF形式のみ可・スマホ撮影JPEG不可」というルールは、まとめサイトやSNSには出てきにくい情報です。公式募集要項を自分で読まずに準備を進めることが、最初のステップでの脱落につながります。

 

▼ 行動提案

 

図5のチェックリストを印刷し、書類提出前に1項目ずつ確認することをお勧めします。特に以下の3点は見落とし率が高い項目です。成績証明書は厳封されている場合は絶対に開封せず、学校への申請はエントリー開始の3?4週前(第1回なら1月上旬)に依頼します。顔写真はスマホ撮影ではなく写真館で撮影しスキャナーでPDF化します。3ヵ月以内撮影のものを使用します。

 

自分が「全員」対象か「在学中の新卒」か「有資格者(経験者)」かによって準備すべき書類が異なります。対象者の列を必ず確認してから書類を揃えてください。書類の不備以外で合否を分けるポイントは倍率・選考対策ページで整理しています。ルール確認に10分を使うことで1年分のリスクを防げます。

 

 

【図6】入職後の勤務条件

 

項目 内容
勤務形態2交代制(変形労働時間制・週38時間45分)
日勤時間8:00?16:45
夜勤時間15:30?9:00(翌日)
休日4週8休制
有給休暇年20日(初年度4?12月は15日)・翌年20日まで繰越可
特別休暇リフレッシュ・結婚・病気・忌引・法事等
育児支援育児休業・時間短縮勤務・院内保育園
介護支援介護休業・時間短縮勤務
加入保険文部科学省共済組合・雇用保険
ユニフォーム貸与
退職手当勤続6ヵ月以上に支給

 

▼ 課題

 

「入職後の勤務条件を確認せずに応募している」看護師は少なくありません。夜勤時間(15:30?9:00翌日)という長い拘束時間・2交代制・4週8休制という勤務形態は、入職前に自分の生活リズムと合致するかを確認しておく必要があります。

 

また「有給休暇が初年度4?12月は15日」という条件は、口コミで「有給が取りにくい」という声と合わせて理解することで、実態をより正確に把握できます。制度上の規定と実際の取得しやすさは別の問いであることを念頭に置く必要があります。

 

▼ 行動提案

 

図6の勤務条件を、現在の職場の勤務条件と1項目ずつ比較してください。特に「夜勤時間の長さ」「育児・介護支援の有無」「退職手当の支給条件(勤続6ヵ月以上)」は、転職後の生活設計に直接影響する項目です。

 

有給消化率・残業の実態・育児支援の使いやすさについては口コミページで複数サイトの声を横断確認できます。また夜勤回数別の月収への影響は給料ページで詳しく確認できます。「制度がある」という事実と「実際に使いやすいかどうか」は別の問いです。両方を確認してから応募を決断してください。

 

 

【図7】常勤職員(任期付き)制度 「まず入る」という選択肢

 

比較項目 常勤職員 常勤職員(任期付き)
雇用期間定年まで1年間(更新なし)
給与常勤俸給表に基づく常勤と同一
教育体制通常のラダー研修常勤と同一
有給休暇年20日常勤と同一
翌年度の常勤試験?希望すれば受験可(11月頃)
こんな人に向いている通常ルートで合格した人「まず入職して翌年常勤を目指す」人

 

▼ 課題

 

「常勤で受からないなら意味がない」と思い込んで、任期付き職員という選択肢を最初から除外している看護師がいます。任期付き職員は給与・教育体制・有給休暇がすべて常勤と同一であり、翌年度の常勤採用試験を受験できるという重要なメリットがあります。

 

「1年間の雇用期間(更新なし)」という条件が「不安定」に見えることが、この選択肢を見落とす原因になっています。しかし「まず入職して東大病院の現場を経験したうえで翌年常勤を目指す」という2段階の戦略は、合格確率を上げる現実的な方法です。

 

▼ 行動提案

 

常勤と任期付きの両方にエントリーできるかどうかを公式採用サイトで確認してください。任期付きを選択した場合でも、入職後の11月頃に行われる常勤採用試験を受験できるため、「今年度は任期付きで入職・来年度常勤を目指す」というルートが制度上成立しています。

 

任期付き職員として入職した場合の給与・賞与・寮費の条件は常勤と同一です。詳細な給与数値は給料ページで確認できます。「合格できるかどうか不安で応募を踏み出せない」という状態にある看護師にとって、任期付きという選択肢を知っておくことは、応募のハードルを下げる具体的な情報です。

 

 

【図8】第1回試験に向けた逆算スケジュール(新卒向け)

 

時期 やること 目的
10?11月東大病院の説明会・病棟見学に参加志望動機の具体化
11?12月作文練習を月1?2回開始。添削依頼論理構成力の向上
12?1月模擬面接を実施(声に出して練習)面接の話し方を改善
1月上旬学校に成績証明書を申請書類の準備
1月中旬全書類・写真の準備完了エントリー開始に備える
2月3日?WEBエントリー・書類提出(締切2/24)?
3月受験票の到着確認・当日の準備?
4月11?13日(金?日)採用試験(院内対面・作文+面接)?

 

▼ 課題

 

「まだ時間がある」という感覚が最も危険です。図8のスケジュールを見ると、第1回試験(4月11?13日)に向けた準備の起点は「10?11月の説明会・病棟見学への参加」から始まっており、実質的な準備期間は約5ヵ月です。しかし多くの受験者がエントリー開始(2月3日)直前から動き始めるため、作文練習・模擬面接・書類準備を一気に進めようとしても質を上げる時間が足りません。

 

成績証明書の申請を1月上旬に忘れると書類が間に合わなくなるという具体的なリスクも存在します。「準備が間に合わなかった」という後悔の多くは、始めるタイミングの問題です。

 

▼ 行動提案

 

今日の日付から図8のスケジュールを逆算し、「今の自分がどの段階にいるか」を確認してください。10月より前なら説明会申し込みを今すぐ行います。11月?12月なら作文練習を開始します。1月上旬なら成績証明書の申請を学校に依頼します。

 

該当する時期のタスクを今日中にカレンダーまたはスマホのリマインダーに登録することが、「準備が間に合った受験者」になる最初の一歩です。作文の頻出テーマ・面接の準備方法は倍率・選考対策ページで確認できます。スケジュールを登録する作業は5分でできます。今日中に実行してください。

 

 

東大病院 看護師採用試験「書類審査?面接合格」のための準備4ステップ

 


東大病院の採用試験は「いつ・何を・どこまで仕上げるか」を段階的に進めることで、
合格率を大幅に上げられます。以下の4ステップは、受験回に関わらず共通して有効な準備の流れです。

 

STEP 1|説明会・病棟見学に参加して志望動機を具体化する

確認項目内容
目的「なぜ東大病院か」「なぜこの病棟・専門領域か」という面接の核心的な問いに、具体的なエピソードで答えられる状態を作る
推奨時期試験日の5?6か月前(第1回なら10?11月)。第2回以降も同様に3か月前が目安
必要なもの東大病院看護部公式採用サイトで説明会・病棟見学の日程を確認して申し込む
具体的な行動@説明会に参加し、院内の雰囲気・教育体制・先輩看護師の話を直接聞く A病棟見学で「この病棟で何を学びたいか」を具体的なエピソードとして言語化する B見学・説明会で聞いた内容をノートに記録し、作文・面接の素材として整理する
ポイント「東大病院だから」「高度な医療が学べるから」という抽象的な動機は面接評価が低くなる。説明会・見学で具体的な場面・人・制度を記憶しておくことで、他の候補者との差別化ができる
注意点説明会・見学の日程は毎年変わる。公式サイトのブックマークと定期確認を習慣にする

 

STEP 2|書類をルール通りに準備して提出する

確認項目内容
目的書類の不備による書類審査落ちをゼロにする
推奨時期エントリー開始日の3?4週前(第1回なら1月上旬に学校へ申請)
必要なもの写真館で撮影した3か月以内の顔写真(スキャナーPDF化)・成績証明書(厳封のまま)・卒業(見込)証明書・看護師免許証の写し(経験者)
具体的な行動@顔写真を写真館で撮影し、スキャナーでPDF化する(スマホ撮影JPEG不可) A学校に成績証明書・卒業証明書の発行を依頼する(厳封の場合は開封せず保管) BWEBエントリーフォームに高校卒業以降の全学歴・職歴を漏れなく入力する C書類を郵送するか、WEBアップロードで提出する(直接持参は受理されない)
ポイント提出書類チェックリスト(図5)の全項目を1つずつ確認してから送付する。「確認した」という確信がある状態で提出することが書類審査通過の前提条件
注意点成績証明書の学校への申請はエントリー開始の3?4週前が必要。第1回(エントリー2/3?)なら1月上旬が申請タイミング。ギリギリでは間に合わない

 

STEP 3|作文を繰り返し練習して論理構成力を高める

確認項目内容
目的60分の作文試験で「問いに対して論理的に答え、看護観と東大病院への志望理由を具体的に示せる」状態を作る
推奨時期試験日の3?4か月前(第1回なら11?12月)から月1?2回ペースで開始
必要なものタイマー・A4用紙・赤ペン。添削を依頼できる先生・先輩・転職エージェントのキャリアアドバイザー
具体的な行動@「看護師として大切にしていること」「東大病院を志望する理由」「患者への看護で印象に残った場面」などの頻出テーマを設定し、60分でタイマーを使って書く A書いた作文を第三者に添削してもらい、論理の飛躍・抽象的な表現・冗長な部分を修正する B修正後の作文を音読し、面接で同じ内容を口頭で話せるか確認する
ポイントSTEP1の説明会・見学で得た具体的なエピソードを必ず1?2つ作文に組み込む。「見学で〇〇病棟の先輩から聞いた話が印象的だった」という具体性が評価につながる
注意点エントリー直前(2月)から作文練習を始めると、質を上げる時間が足りない。11?12月の早い段階からの開始が合格率を上げる最大の要因

 

STEP 4|模擬面接を声に出して実施し、回答の完成度を上げる

確認項目内容
目的個人面接で「看護観・志望動機・自己PR」を具体的かつ簡潔に話せる状態を作る
推奨時期試験日の2?3か月前(第1回なら12?1月)。試験前日まで繰り返す
必要なもの模擬面接を依頼できる先生・先輩・転職エージェントのキャリアアドバイザー。スマホの録音機能
具体的な行動@「志望動機」「看護師を目指したきっかけ」「学生・職場での印象的な経験」「10年後のキャリアビジョン」を各1?2分で話せるよう原稿を作る A原稿を見ずに声に出して話す練習を5?10回繰り返す B録音して自分の話し方(速さ・声量・論理の流れ)を客観的に確認する C模擬面接の相手に「話が具体的だったか」「東大病院への志望がよく伝わったか」をフィードバックしてもらう
ポイント面接当日は東大病院院内の会議室での対面実施。緊張を想定した上で、地方在住者は試験当日の移動・宿泊も前日までに確保しておく
注意点STEP3の作文と面接回答は連動している。作文で書いた内容を面接で深掘りされるケースがある。両方で一貫したストーリーを用意しておくこと

 

 

【図9】教育・研修制度の概要

 

制度・プログラム 内容
クリニカルラダー研修レベル別の研修体系。専任教育スタッフが企画・運営
プリセプター制度新人看護師に専任の先輩が付く新人支援制度
他部署勉強会への参加担当外領域の勉強会にも自由に参加可能
認定看護師資格支援費用支援・勤務調整などのサポートあり
修学休職制度大学・大学院進学のための休職が可能
ポートフォリオ管理研修受講歴・学会参加・ラダー認定をシステムで管理

 

▼ 課題

 

「教育が充実しているとは聞いているが、具体的に何が受けられるのかわからない」という状態では、入職後にどの制度を活用してキャリアを積むかを逆算できません。クリニカルラダー研修・プリセプター制度・認定看護師資格支援・修学休職制度というそれぞれの制度は、キャリアの段階によって活用するタイミングが異なります。

 

「教育が充実しているから東大病院を選んだ」という動機を持ちながら、入職後に制度を使い切れないまま退職してしまう看護師が一定数います。制度の存在を知るだけでなく、自分のキャリアのどの段階で活用するかを事前に設計しておくことが重要です。

 

▼ 行動提案

 

図9の6つの制度のうち、自分が「必ず活用したい」と思うものを1?2つ選んでください。「入職3?5年目に認定看護師を目指す」「5?8年目に修学休職制度で大学院進学する」というように、活用する時期を具体的に設定することでキャリア設計が明確になります。

 

修学休職制度や認定看護師取得後の給与への影響については給料ページの図10で昇給ルートとして整理しています。また専門学校卒から認定看護師・大学院進学を目指すキャリアパスの詳細は出身大学ページでも確認できます。選んだ制度の詳細は説明会・病棟見学で先輩看護師に直接確認することをお勧めします。

 

 

【図10】よくある疑問 Q&A形式

 

質問 回答
オンラインで選考を受けられますか?なし。すべて東大病院院内での対面実施
今年落ちたら同じ年度内に再受験できますか?不可。同一年度内の複数回受験は禁止(公式要項に明記)
配属希望は入職前に出せますか?説明会・採用試験時に希望を伝えられる場合あり。詳細は見学会で確認推奨
任期付き職員から常勤になれますか?翌年度の常勤職員採用試験(11月頃)を受験できる。処遇はすべて常勤と同一
試験は何時間くらいですか?作文60分程度+個人面接(時間は回によって異なる可能性あり)

 

▼ 課題

 

「よくある疑問の答えを知らないまま」選考に臨む受験者がいます。特に「同一年度内の複数回受験は不可」という事実を知らずに「今回ダメでも次の回で受ければいい」と考えていると、1年分の機会を失うことになります。また「オンライン選考なし」を知らずに準備を怠ると、当日の移動・宿泊が間に合わないという事態が起こります。

 

これらはすべて公式要項に明記されている情報ですが、まとめサイトやSNSでは正確に伝わっていないケースがあります。「知らなかった」という理由で不利になることを防ぐために、Q&Aで確認する習慣が重要です。

 

▼ 行動提案

 

図10の5つの質問に対して、自分が「知っていた」「知らなかった」を今すぐ確認してください。「知らなかった」項目があれば、それが今すぐ解消すべき情報です。特に「複数回受験不可」「オンライン選考なし」の2点は選考スケジュールと準備に直結するため、最優先で把握してください。

 

作文・面接の具体的な準備方法については倍率・選考対策ページで確認できます。また職場環境・配属先の病棟ごとの実態は口コミページでも情報収集できます。図10に載っていない疑問は03-5800-6520(平日8:30?17:00)に直接問い合わせることで解消できます。

 

 

【図11】問い合わせ先

 

連絡方法 詳細
住所〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学医学部附属病院 看護部事務室
電話03-5800-6520(平日8:30?17:00)
メールtodainurse-inquiry@umin.ac.jp
公式採用サイトhttps://www.h-todai-kango.jp/recruit/

 

▼ 課題

 

「疑問があってもどこに聞けばいいかわからない」という状態で、不確かな情報をネットで調べ続けてしまうことがあります。採用に関する正確な情報は公式採用サイトと看護部事務室への直接問い合わせでしか得られません。口コミサイト・まとめサイト・掲示板に書かれた情報は、投稿時期・投稿者の属性・情報の正確性にすべて不確かさが伴います。

 

「問い合わせてもいいのかどうか」という遠慮から公式への確認を後回しにすることが、誤情報を信じたまま準備を進める原因になります。

 

▼ 行動提案

 

このページを読んで解消できなかった疑問が1つでもあれば、今日中に03-5800-6520(平日8:30?17:00)に電話するか、todainurse-inquiry@umin.ac.jp にメールで問い合わせてください。採用に関する問い合わせは看護部事務室の業務の範囲内であり、遠慮なく確認できます。

 

ネット上の掲示板や2chに出回る採用情報の信頼性の判断方法については2ch・掲示板情報ページで確認できます。公式採用サイト(https://www.h-todai-kango.jp/recruit/)をブックマークしておくことで、エントリー開始日・説明会日程・書類様式の更新を見逃さずに確認できます。情報収集の最終的な拠り所は常に公式情報です。

 

 

よくある質問(FAQ)|東大病院 看護師 採用について

 

Q1. 東大病院の採用試験は何回受験してもいいですか?落ちたらまた受けられますか?


A. 同一年度内での複数回受験は公式募集要項で明確に禁止されています。1年度につき1回のみ受験可能です。第1回で不合格になった場合、同年度の第2?5回を受験することはできません。翌年度の第1回を目指す場合は、不合格後すぐに作文・面接の振り返りを行い、翌年10?11月の説明会・病棟見学から準備を再開することが推奨されます。

 

Q2. 専門学校卒や地方の大学出身でも東大病院の採用試験を受けられますか?


A. 受験できます。公式募集要項では応募資格を「看護師または助産師免許の取得(見込み)者」と定めており、出身校・出身大学に制限はありません。専門学校卒・地方大学卒・準看護師から看護師資格取得者も応募資格を満たしています。「東大出身でないと受からない」という情報は公式ルールに基づくものではありません。詳細は出身大学ページで確認できます。

 

Q3. 東大病院の採用試験は新卒と経験者で選考内容が違いますか?


A. 選考の構成(書類審査・作文・個人面接)自体は新卒・経験者で共通です。ただし受験できる回が異なります。新卒は第1?3回のみ受験可能で、第4・5回(秋季)は経験者専用です。また面接で問われる内容は立場によって異なり、経験者には「前職の経験と東大病院でのキャリア目標の連続性」が重視される傾向があります。前職の実務経験・役職・資格については内定前に号俸への反映を看護部事務室(03-5800-6520)に確認することをおすすめします。

 

Q4. 東大病院の採用試験の作文はどんなテーマが出ますか?どう準備すればいいですか?


A. 作文は試験当日に提示されるテーマについて60分程度で記述する形式です。過去に出題されやすいテーマとしては「看護師として大切にしていること」「患者・家族への看護で印象に残った場面とその考察」「東大病院を志望する理由と入職後のキャリア目標」などが挙げられます(これらはSNSや口コミ情報をもとにした傾向であり、公式に確定されたテーマではありません)。準備としては、試験日の3?4か月前から月1?2回のペースでタイマー60分の書き練習を行い、第三者による添削を受けることが有効です。説明会・病棟見学で得た具体的なエピソードを作文に組み込むことで評価が上がりやすくなります。

 

Q5. 東大病院の採用試験に落ちた原因を分析するにはどうすればいいですか?


A. 東大病院から不合格の理由は通知されません。自己分析の起点としては、@書類の不備がなかったか(写真形式・成績証明書の開封・直接持参の有無)、A作文で「問いに対して具体的な看護観とエピソードで答えられていたか」、B面接で「東大病院への志望動機を具体的な事実(説明会・見学の経験)に基づいて話せていたか」、C「複数回受験禁止」など公式ルールへの理解に漏れがなかったか、という4点を確認することが有効です。翌年度の再挑戦に向けた準備方法は倍率・選考対策ページで整理しています。

 

 

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